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 危 な い 橋

我はわが名を置くためにエルサレムを選み また我が民イスラエルを治めしめんとてダビデを選めり -歴代志略6:6-

江別の教会の所在地は、上江別であった。

江別市はJR函館本線が横切り、江別駅前である北西側には市の基幹産業である王子製紙や市街地があり、当時はかなり賑わいをみせていた。一方、駅裏である南東側の上江別は農村地帯であって、家は点々と存在し、冬季に猛吹雪ともなれば、一寸先も見えぬ陸の孤島となる。教会はそういう場所にあった。

あまり目立たない場所であるし、教会に来る人にとっても不便ではなかろうかと、市街地側に移ろうと思い考えたのだが、実現できなかった。神の思いと人の思いとは異なると悟らされたことである。

2度ほど市街地側に移りかけたことがあった。

1度目は或る姉妹が、教会のために土地を献げたいと言ってこられた時である。自宅は既にあり、将来のために分譲地を買ったのだが、空いたままだというのである。下見に行くと中々の良い土地である。姉妹の志に感謝したが、神の御旨は如何にと祈っていた。

ある日、別の要件で姉妹の家を訪ねると留守であったが、玄関のガラス越しに居間のテーブルの上に住宅建築に関わる資料が置かれているのが見えたので、姉妹の篤き心は心として、ご主人には自宅新築の計画があることを、主が私に教えてくださった。果たしてそのようになったので、ご一家のために土地の聖別祭や、新築の祝福祭をしに行ったのである。

2度目は、それから間もなくして、会社に出入りしているAさんが土地を買わないかという話を私に持ってきた。借家の教会は子供たちも大きくなり、住むだけでも一杯であった。Aさんから会社の社長にも話が行き、社長の口添えで融資のために金融機関を紹介されたので、担当者に会って面談すると、直ぐに上の方まで話が行き、その場で即OKが出た。

ここで神様からストップがかかった。

私がAさんに銀行がOKを出してくれたと返事をすると、なぜか今度Bさんを連れてくると言う。そして二人揃ってやってきたが、Bさんは一見してしたたかな感じの人で、Aさんが言っていた価格では売れないという。これでは銀行の融資額では不足である。AさんがBさんから買い手を探すように頼まれて私の許に来たことと、二人の間で話が付いていないことが素人の私にも分かった。

不審に思った私は、その段になって初めて一人で現地を見に行ったのだが、ここだと分かって見た土地は、なんとひょうたんを二つ切にしたような歪な形で使い出がなく、おまけに道路よりも40~50㎝低くて埋め立てに費用を要する土地だった。傍らに某不動産会社の看板が立っていたので念のために電話をすると、「その土地は、問い合わせはありますが、まだ売れていません。うちは直接ですからお安く売りますよ」 とのこと。まだAさんのものでも、Bさん(多分、問合せ中の人)の物でもなかったのである。

考えてみれば、例え土地だけ買っても支払いに追われることになる上、教会の建物を建てるのはその先のことだから、この話は白紙にしたのである。

悪徳・転売不動産業者の餌食にならぬよう、危ない橋を渡らぬように神様が守ってくださったのを感謝した。

この後、神様から本当の話がくるのである。
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2014.04.04 / Top↑

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