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大 麻 伝 道

江別市は大まかに言って、江別・野幌・大麻の3地区からなっている。江別は製紙の町、野幌は煉瓦の町としてそれぞれの道を歩んだが、大麻(おおあさ)は新興住宅地として始まった。 

道都札幌市と隣接しているのが大麻地区である、元々は一面の畑作地帯だったのだが、膨張する札幌市のベッドタウンとして、ここに1964年頃から「道営大麻団地」が建設され、札幌市や道内各地から転入者が急増し、ニュータウンが出現した。 JR大麻駅ができ、各種学校も建ち、バスも通るようになった。大麻駅前の大麻中町や大麻宮町、大麻沢町、大麻園町には公団住宅が立ち並び、周囲には戸建ての家々が建てられていった。

大麻地区の人々は、行政区域としては江別市に属するのだが、大半は札幌市内に就職していて、文字通りベッドタウンである。大麻の人々が、元々の江別や野幌に行く割合は先ず少ない。

ならば、こちらから大麻地区に伝道に行こうと思い立ち、祈りの中に導かれたのが1970年(昭和45年)の10月であった。大麻宮町に道営大麻会館があったので、週に1回借りて伝道集会を開く契約をし、チラシを作って戸別に配布し、ポスターを張り出した。それを見てやって来られたのはS兄という70歳台の方だった。

それから毎週土曜日、教会で安息日礼拝をした後、午後は大麻へ行って集会を始めた。殆どS兄と私の1:1の集会であった。

ところが、S兄が言うには「自分は信仰を求めて来ているのではなく、世の汚れを離れて静かな落ち着いた雰囲気を求めて来ているのだ。聖書の御言葉をそのまま行えないし、また行おうと思ったら自分は苦しむだろう」とのこと。

聖霊待望会を何度もするのだが、なかなか降らない。心を閉ざしていては聖霊は降らない。やはり神の前では理屈なしに、幼児の如く素直であることが救いの近道なのだ。

それでも、いつか心を開いてくれる時がくるだろうと思い、手を変え品を変え、御言葉と証を携えて集会を続けたが変化はなく、始めてからほぼ2年経った時点で、S兄から集会を休みますと連絡があり、それっきり来られなくなった。

S兄にとって最後の集会となった日には、たまたま私の家族全員で集会に行ったのだが、記念にと言って撮った写真が、出来上がってみるとなぜか不思議に暗すぎる写真となり、人影がはっきり見えないものとなっていた。

   *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

この先、大麻で集会を続けるべきかどうか思案しているとき、ラジオから流れる聖書の御言葉を聞き、それに励まされて祈り、伝道集会を開くことにした。

昭和47年10月15日をその日と定めて、集会の許可を得、ポスターを書いて貼り出し、チラシを1000枚作って、当時小学6年生だった長男と二人で大麻中町、宮町、沢町に配った。

そして、伝道会の夜を迎えた。来会者は、T兄とI 姉の二人であった。水と霊の福音を語り、以後も集われるように勧めて散会したが、それっきりであった。ここで一先ず、大麻伝道を打ち切ることにした。

年が明けて、翌昭和48年3月の末に、この伝道会に来られたI 姉から電話があって、「教会に行きたいです」とのこと。即日、教会に来られて聖霊のバプテスマを受け、翌週は教会の近くの早苗別川で水のバプテスマを受けて救われた。大麻で救われた第1号である。

5月になって、大麻中町の江別市大麻出張所の2階和室を借してもらえることを知り、集会日を日曜日の午後に替えて早速開始した。

間もなく、I 姉の娘さんやその友人のM姉、Y姉ら大麻小学校6年生の子どもたちが次々集うようになり、みな聖霊を受け、8月に教会に来て川で水のバプテスマを受けるに至った。また前年の伝道会に来られたT兄も集われるようになった。

そしてまた、大麻集会だけでなく、教会の安息日礼拝や、クリスマス礼拝、更には北海道大聖会にも出席するようになった。その中に、今日教会の柱石となり、家族信者になっている兄弟姉妹方がおられる。

大麻集会は昭和54年6月、伝道の役割を終えて閉じることとなった。ハレルヤ!

   File0015.jpg
  道営大麻会館の前で筆者ー昭和49年1月     早苗別川の洗礼式後ー昭和48年8月

        28余-大麻出張所
                         大麻出張所ー江別市資料より 

File0016_e.jpg R0016742_mini 大麻集会場                
      水と霊との福音宣教の場所・江別市大麻出張所の2階集会室  提供ー今江姉 
  

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2013.09.24 / Top↑

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